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本当のこと ~「凛として愛」を観て~

 今年は太平洋戦争終戦後70年ということで、いつもより敗戦について語られることが多い夏でした。

敗戦により、日本は戦前のアジア諸国のような植民地にはならずに済んだものの、マスコミや教育現場に連合国(戦勝国)の策略が大きな影響を与えました。現在70歳の人も戦後生まれということは、日本人の大半が太平洋戦争について真実を教えられずに育ったということになります。

 「凛として愛」という映画は、平成14年に靖国神社で上映するために制作されましたが、たった2日間で上映中止になったそうです。中国・韓国からの抗議と、各方面から圧力が中止の理由です。圧力をかけた人たちは誰なのか。戦後、連合国(米国や共産主義国)の言う通りにしなければ生き延びられない日本人が沢山いました。当時はしかたのないことですが、彼らが出世して権力者となり、その弟子たちが現在も権力を持ち続けているのでしょうか。

太平洋戦争の目的は何だったのか… 靖国神社とは…

本当のことがわかる映画です。

映画の終盤、角田松雄さんという方が「靖国神社の魂が日本の国を守っとるのですよ!今でも!」と涙顔でおっしゃいます。毎年のように大規模な災害が発生している今、その心を大切にしなければならないと感じました。この映画は、YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=r2zwu_1bqIg)で無料配信されていますので、ぜひご覧ください。

 

 世界中で、ひとつの国として二千年もの間存続しているのは日本だけです。しかし、大昔から日本列島は東アジアの脅威にさらされ、戦って国を守って来ました。朝鮮民族がもっと自立して、朝鮮半島に強い国を作っていれば、日本は何度も戦争をしなくて済みました。もっと頑張れよ朝鮮民族!と思います。その歴史的根拠は…

 7世紀(飛鳥時代):隋の脅威には聖徳太子が、唐には大和政権が立ち向かいました。倭が朝鮮半島の百済(くだら)を助けて戦った「白村江(はくすきのえ)の戦い」は有名。

 13世紀:朝鮮半島経由でモンゴル襲来。九州北部で対戦。

 16世紀:明がスペインに支配された場合を想定し、朝鮮半島を緩衝地帯にすべく豊臣秀吉が朝鮮出兵(諸説あり)。

 近現代:朝鮮の内乱に始まった日清戦争。ロシアの南下に逆らう気がない朝鮮に代わって戦った日露戦争。そして、第一次世界大戦、支那事変(日中戦争)を経て太平洋戦争へ。日露戦争以降、日本は白人および白人に操られた支那人と戦いました。

 もし、日英同盟がなければ日露戦争に負けてロシアの植民地になっていたことでしょう。その時、二千年続いた日本の歴史は終わり、赤い国に。おそロシア~。日英同盟のおかげでロシアに勝利し、世界中を驚かせましたが、この同盟も20年後には失効してイギリスとは敵対することになりました。同盟関係なんて、自国にとって有益でなくなればあっさり終わることを歴史は証明しています。つまり、その時の世界各国の勢力図(バランス)によって国どうしの関係はコロコロ変わるものなのです。自国の安定と外交の役割がいかに大きいかわかります。

 今、世の中で起こっている様々なことの、本当のことはずいぶん後になってわかるものです。「歴史は繰り返す」とすれば、過去の出来事と照らし合わせながらアレコレ考えることが必要なのでしょう。