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『風の中のマリア』(百田尚樹著、講談社、2011年)は、オオスズメバチのマリアが短い人生の中で仕事に励み、仲間を想い、恋をする物語です。
オオスズメバチの働きバチ(ワーカー)は、成虫になり飛べるようになってから長くても1か月で死んでしまうそうです。
私はこの本を読んで、大嫌いだった「蜂」に対する見方が変わりました。
過去に一度だけオオスズメバチと対峙したことがあります。窓ガラス越しでしたが、体長5センチくらいの大きいヤツが、何度も私に向かって「カン、カン」と体当たりしてきました。そいつは1匹で、数百メートル離れた山から飛んできたと考えられます。巣を守るためではなくエサを探していたのでしょう。
私を殺して肉片を巣に持って帰ろうとしたのかな?敵ながらアッパレ。
もし、こんなに大きなスズメバチがいたら……
仮面ライダーに変身できても勝てないだろうな。
元々バッタだし(T_T)
IPT鍼灸院 藤原淳詞